2015年5月 のアーカイブ
朝食
2015年5月31日 日曜日中学運動会
2015年5月17日 日曜日原風景
2015年5月7日 木曜日あなたはどんな原風景を持っていますか?
ここでいう「原風景」って、自分にとって鮮明に記憶に残っている場所って意味で使ってますが、何でこのゴールデンウィーク後にそんなこと持ち出すのかって言うと、連休中出展していた福岡三越のイベントがようやく終わったっていうことと連休中にもかかわらず昨日も大学の講義があったということなんです。
もうちょっと説明するとまず講義についてなんですが、てっちゃんはこれまでいくつかの大学や専門学校で講義を持ってきましたが最初の講義で必ず生徒に原風景をスケッチさせて来ました。そうすると各自それぞれの幼少の頃の暮らしぶりの一端がうかがい知れてとても興味深いんですが、今年はなんとその中の二人の原風景がミズとシンも幼い頃遊んでいた場所と同じでビックリさせられたんです。
一人は大橋のひよこランドでの思い出を絵に描いてましたがここは昔の実家から近かったこともあり、ミズが幼かった頃は帰省のたびに遊びに来ていたんですが数年前にこの施設も無くなってるんでなおさら懐かしく感じました。
もう一人は二日市のパープルプラザっていう施設の空き地で自転車に乗る練習をして乗れるようになったって話ですが、シンもまさにここで自転車乗りの特訓をして乗れるようになったんでこの話を聞いたときは本当にビックリでした。
てっちゃんにとっての原風景には「みどり木」という原っぱがあります。
それは小学3年から4年生の夏休みまでの1年半住んだソウルのリバーサイドヴィレッジという外国人居住地の中にある原っぱのことです。その原っぱには真ん中あたりにいっつも緑の木が一本あって、たぶんそれでみんなそこを「みどり木」って呼んでたんだと思うけど、僕が転校してからとにかくいっつもそこで遊んでいたんです。
当時のソウル日本人学校は僕らの学年で確か10名ほどで幼稚園から中学まで100名もいなかったと思います。それがおよそ3地区に分かれて住んでいたんで僕らUNビレッジでは小学2年から中2までが一緒になっていっつも遊んでたんです。地区対抗の野球大会もやったし、アメリカの少年たちとケンカもしたし、夏の暑い日の木陰、そこからの漢江の眺め等今でもしっかり記憶に残ってます。
そして今年のゴールデンウィークは5日間ほど福岡三越の子ども用品売り場で地元の6社の方々と一緒に出展していましたが、単なる展示即売会ではなく体験型ワークショップと一緒のイベントを企画したんです。各社それぞれが体験型ワークショップをおこない、てっちゃんも薄板で球をつくる「きまり」づくりワークショップをして親子で楽しんでもらいました。
それはここに来た子ども達にとってここでの体験がこの連休中のかけがけのない思い出として後々まで覚えていてもらえればと願うからです。