2012年11月 のアーカイブ

彼氏

2012年11月18日 日曜日

親に彼氏(彼女)を紹介しましたか?

昔、ケータイなんてなかった頃、彼女に電話するの、とっても苦手でした。家の人が出たりしたら呼び出すのが一苦労。しどろもどろでつないでもらっていました。逆に彼女からかかって来ても一苦労。うちは居間に電話を置いていたのでコードを延ばして扉から部屋の外まで伸ばしてコソコソ喋って、話した気がしませんでした。 もちろん高校生の時に彼女を親に紹介するなんて思いもしませんでした。

金曜日の出来事でした。 シンがサッカーの練習で帰りが少し遅くなったのですが、部屋に入り着替えはじめると、 横の階段をトントンと降りて来る音がして続けて「お父さん。」とミズの声。廊下の方を向くとそこには見知らぬ学生服の男が立っており、「彼、××君。」とミズはその後ろに立っていました。 テッチャンは一瞬頭が真っ白になり、何事がおこっているのか理解できませんでした。

かなり間が空いたとは思いますが、やっとのことで「はい、どうも・・・初めまして。」とか何とか言い、相手は「今晩は、××です。」と挨拶してくれたような気がします。というのも、言葉よりその子がおにぎりを乗せたお盆を持った姿が気になり、その意味を考えていたようです。

そういえば我が家は父子家庭になってからはあまり友達の家には行かせられないので、逆に「お友達は誰でも家に連れて来なさい。」と言っておりました。

もちろんクラブ帰りで学校へ迎えに行った際に友達も一緒に送って行った事はあるものの、これまでに我が家に連れてきた子は女友達を含めてもおりませんでした。 それがいきなり最初の訪問客が彼氏なんだから・・・

しかし、よくよく思い出してみたら前振りは週初めにちゃんとされておりました。

その時テッチャンはシンと先に夕食を食べはじめていて、途中で帰宅したミズが一緒に食べはじめたところ、いきなり「お父さん、今週は夜の会議いつ入っとうと?」と訪ねてきました。テッチャンが答えようとするとその前に矢継ぎ早に「今度彼氏に送ってもらうけん、その時家にあがってもらうけん!」と。

「はぁ?」という感じでした。次に「何しに来るとや。」と言いかけたのをグッとこらえて、「火曜と木曜は会議やね。」と答えるのが精一杯でした。

後に続く言葉も見つからず、とりあえず立ち上がり「風呂入ろ。」とその場を離れてしまいました。 後ろから「彼氏やらおったとー。」とシンが冷やかす声やらばあちゃんの声やら聞こえてきましたが、そんな話題に対して何を話して良いかもわからないテッチャンはその後一切その話題には触れませんでしたし、ミズも何も言ってはきませんでした。

その結果がこれですから、文句は言えませんね。日々常に子どもと会話を交わしているかと問われると、ミズとは特に高校生になってからはこちらが変に意識してしまい、避けていた気がします。

ミズが彼をきちんと家族に紹介しようとした気持を素直に受け止めてやらねばならないのでしょうが、父にはまだその器量がありません。

その晩は早く寝ました。何かモヤモヤしていたからなんですが、ハッ、と気付きました。なんか見たことあると思っていた彼は、文化祭での英語劇の登場人物の一人でした。

そう、それは白雪姫の王子様役だった彼でした。 どうりでどこか見覚えのある顔だと思ったはずです。

そんな事があった翌日、ミズは普段通り登校しました。シンも土曜日のサッカー練習のため、それから遅れること30分家を出ました。 雨の中いつもの通勤コースを運転してると横からシンが「あっ、ネエやん!」。見るとミズが昨日の彼と似たようなマフラーを巻いて傘をさして仲睦まじく歩いていました。

父は見事とどめの一撃喰らったのでした。

ワークショップ

2012年11月11日 日曜日

ものづくりのワークショップに参加したことありますか?

最近ワークショップって言葉良く耳にしますよね。いや、もしかしたら単にテッチャンがまちづくり活動への関わりが多くなったのでこの手の話題に敏感になってそんな気になっているだけかもしれませんが。ただここではものづくりの体験型の講座という意味で使っています。

先週末は土、日連チャンでワークショップを開催しました。 3日土曜はイルミ・ツリーの製作ワークショップ、4日日曜は木材屋で開催されたイベントで木の球づくりのワークショップでした。どちらも子ども達が主役のワークショップで、親子連れでにぎわいました。

イルミ・ツリーはテッチャンが活動するまちづくりNPO法人ほっと二日市の「パープルナイト」というイベントの一環で、元々は二日市周辺の商店街をイルミで灯してほっとキラッとさせるという趣旨ではじめた企画で今年で6回目になります。今年は特に子ども達にもたくさん参加してもらい、作ってもらったイルミを街なかに展示して商店街に訪れた人に観て楽しんでもらう予定なのです。

その製作をワークショップ形式やったのですが、地元の子ども会を中心に予想以上に集まってもらいました。園芸用の金物フレームにイルミとオブジェで飾り付けるのですが、最初は戸惑っていた子ども達も我々が試作したサンプルを参考にして試行錯誤をしながらだんだんと出来上がっていくツリーを作りながら楽しんでいる様子でした。

そんな中でもうちのシンはすぐに飽きるようで、あっち行ったり、こっち行ったり。集中力が全くありません(笑)

その日は8台のツリーが見事に完成しました。まだ他にも参加予定の子ども達もいるのでそれらのイルミが街のあちこちに飾られるのが楽しみです。

もう一つは 朝倉の材木屋でおこなわれた「秋の花うた散歩みち」というイベントでした。 知人の木工作家さんに誘ってもらったので一緒に参加させてもらい、モチャの「きまり」という木を薄く剥いだ錬付材で編む木の球を作るワークショップを開催しました。

子ども達もたくさん来ると聞いていたので企画したのですが、結果的には親子連れの小さな子ども達が多くて一人で作るには難しかったようです。 親子で一緒に作り始めて最後は親の方が一生懸命に作って完成させるという結果になりました。

これは昨年シンが小学4年生の時に友達と一緒に工作教室でPPロープを使って作らせたのですが、その時も少し手間取ったので今度から対象は小学校高学年以上にした方が良いかもしれませんね。 いやむしろ大人のためのワークショップでも良いかもしれませんね。

そしてこちらはテッチャン1人のところへひっきりなしの来客だったのでてんてこ舞い。2時過ぎまでご飯を食べる暇がありませんでした。おかげ様でした。

職業

2012年11月4日 日曜日

あなたの職業は何ですか?

いきなりこんな質問で失礼しました。こんな事聞かれたらもちろん驚きますよね。

昨晩テッチャンが夕食後に晩酌してたら長女ミズから突然こんな風に聞かれたんでビックリしてまいました。
あっ、ちなみにテッチャンはお酒は弱いけど、大好き。だけど家で晩酌するのは週末だけです。

ちょっといい気分で酔っ払っていたのと、いきなりこんな質問をされて面食らったんで最初は適当に答えていました。 その後も質問は次から次に続きます。 すると横でテレビを見てたシンが、「違うやろ、いつもこう言いようやん。」と横やりを入れてきたんです。

それにも驚かされました。 そんな事シンに言ったことあったっけ?って事を言ってくるんです。 考えてみるとここ数年、ちょうどおもちゃ作りを始めた頃からはシンも学童保育が終り、学校後や長期休みの間の勉強はテッチャンの事務所でやっているため何かと父親の仕事ぶりを見ているし、話もしていたんですね。 昼食がいる時は事務所でお弁当を一緒に食べますし、実はしょっちゅう一緒なんですね。
まさに自営業ってやつですね。

それに較べてミズは、というと小学校まではシンと同じでしょっちゅう事務所にいたんですが、振り返ると中学校に入ってからは部活動でバスケをやりはじめたんですっかり事務所から遠ざかっていました。つまりテッチャンとの接点もめっきり少なくなっていたのです。

だから最近の仕事の事、つまりおもちゃ作りの事もきちんと話していなかったことに気づかされました。

そこで途中でこれはきちんと答えなきゃって思い直して、しっかり自分なりにきちんと話し直しました。 おかげで酔いはさめてしまいましたけど。

子どもに自分のしている仕事をきちんと説明出来ず、ましてやその仕事を誇れないなんて父親としては失格ですよね。

だから真面目に答えたつもりです。

ちなみにアンケートは仕事の内容、出勤時間、一日の仕事の流れからはじまり、 かなり突っ込んだ質問を受けました。

1.どのようにアイデアを練るのか?
2.作品を作る上で大切にしている事は?
3.一番難しいと感じた作品は?
4.なぜこの仕事に着いたのか?
5.お逆様や消費者に自慢できることは?
6.一番苦労した仕事は?
7.これからどのようなものを作っていきたいか?
8.やりがいを感じるのはどんな時か?
9.この仕事を通して学んだこと?
10.どのような人に向いているか?

まあ、回答はいずれ記す機会がある時にでも。

それにしても今の高校2年生ってこんな課題までやるんですね。テッチャンが高校生の時、これっぽっちも就職について考えたこと無かったし、ましてや父の仕事についてどれほども理解できていないお幸せな人間でした。

今苦労しているのも当然です(笑)